コラム 2017年4月21日

こんにちは。
乳房再建外科医の冨田祥一です。

 

今日はアートメイクの色が薄くなるメカニズムについてお話しましょう。
アートメイクでは針を用いて色素を皮膚の真皮という層にいれます。
皮膚は表面から、表皮、真皮、皮下脂肪という構造をしています。
アートメイク後は表皮から真皮の中間層にまで色素が入った状態となります。

 

人の皮膚は表皮と真皮の間にある基底層という場所で、
毎日新しい皮膚の細胞が作られています。
これによって4〜6週のサイクルで表皮は新しくなります。これが垢ですね。
このことからわかるように、基底層よりも浅く入った色素はいずれ
皮膚の新陳代謝(ターンオーバーといいます)によって脱落してしまいます。
長時間残る色素は基底層よりも深く、つまり真皮に入った色素と言えます。

 

しかし、真皮に入った色素の全てが残る訳ではありません。
皮膚の中に入った色素は、体にとっては異物です。
人間の体はよくできているため、この異物を排除するメカニズムが働きます。
1つがマクロファージと呼ばれる細胞の貪食(どんしょく)です。
異物とか、細菌とかを食べてくれる掃除屋さんです。
私のイメージではちょっと古いですが、パックマンですね。
最近のものだとだとルンバですかね。進路上にあるゴミを食べてくれます。

 

もう1つはリンパの流れによるドレナージ(排泄)です。
人の体には動脈と静脈という血管以外にも,リンパ管というネットワークがあり、
その中をリンパ液という透明な液体が流れています。
その中に色素を流し、排除します。
これらによって数ヶ月かけて真皮内の色素の量は減少します。
実際、アートメイクを終えたばかりの色調は濃く、暗く見えます。
通常は1週間ほどで薄いかさぶたが取れ、
1ヵ月ほどで表皮のターンオーバーが進むと、当初よりもわずかに薄く、
わずかに明るい色の印象となります。
その後も真皮の色素は少しずつ減少しますが、目に見える変化ではありません。
非常にゆっくりと進みます。まずは1ヵ月の時点の色を評価して下さい。

 

他院で行ったけど、思い通りの色でない、
色の修正を行いたいという方も対応しております。是非ご相談ください。
ではまた。

アートメイクメディカルセンター
(BioTouch 東京本校) 渋谷の森クリニック内

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